
開催趣旨文
AI(人工知能)の急速な進化によって、私たちの生活はかつてないほど便利になりました。スマートフォンや家電、医療機器、さらには情報分析の分野まで、AIはさまざまな場面で活用されています。中でも注目されるのが「文章生成AI」。このAIは膨大なデータを学び、驚くほど自然で高度な文章を生み出しています。もはや私たちの日常にも欠かせない存在となりつつあります。
一方で、仏教は2500年前、お釈迦様が悟られた真理を「ことば」として経典に残し、人々に伝えてきました。人生には老い、病、死といった避けられない苦しみがあります。その中で、仏教の「ことば」は人々に寄り添い、それらの苦しみを超える道を示し続けてきたのです。
AIの進化は今も続き、2045年には「シンギュラリティ(技術的特異点)」が訪れ、AIが人類の知能を超えると言われています。そのとき、私たちはAIが生み出す「ことば」をどこまで信じることができるでしょうか?あるいは、その完璧さをどこまで疑えるでしょうか?利便性を超え、人間が本当にAIによって「救われる」日は来るのでしょうか?
今回の南御堂フォーラムでは、「AI×ことば×仏教」をテーマに、AI研究者・三宅陽一郎氏、作家であり「ことば」の専門家・円城塔氏、そして僧侶の梶哲也氏を迎え、変化し続ける科学と変わらない仏の教え、そしてその交差点である「ことば」について、皆さんと一緒に探求していきたいと思います。
【日時】
12月14日(日)午後1時30分~午後4時30分頃まで
【入場料】
1,000円(当日支払い)
【申込募集人数】
400名
※下記フォームから申込をお願いいたします。なお、送信後確認のメールが届かない場合は、申込が完了していない可能性がございます。メールアドレスを再度ご確認ください。
※定員になり次第受付は終了とさせていただきます。
※入場料は当日受付時にお支払いをお願いいたします。
※当日の座席指定はございません。ご自身で座席の確保をお願いいたします。