遠隔地でもつながる形:配信スタッフ[慶讃法要お待ち受け大会 リポート①]

さる10月29日(土)、大阪教区では明年の宗派(本山)慶讃法要をお迎えするにあたり、宗祖親鸞聖人の御誕生を慶び、立教開宗のご精神を確かめるべく、ご門首と宗務総長をお迎えし、招待者、募集参加者、そして配信をご視聴いただいているみなさまと共に「お待ち受け大会」を開催いたしました。

この度の大会では、本会場を難波別院(南御堂本堂)とし、その様子をサテライト会場の天満別院、八尾別院大信寺、茨木別院、大和大谷別院、堺支院(堺南御坊)の五カ寺に配信するという初めての試みを行いました。
無事成功を収めたこの試みは、本会場での撮影はプロが行うものの、サテライト会場となった各別院に人員を配置しセッティングを一手に引き受けてくださった教区教化委員会のホームページ実行委員会のご協力なしには実現できないものでした。委員のみなさまには厚く御礼申し上げます。

なお、ホームページ実行委員会幹事様よりご報告をいただいておりますので、ここに掲載させていただきます。

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さる10/29に難波別院で行われた大阪教区宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要お待ち受け大会のサテライト会場を担当した、教区HP実行委員会からの報告です。

我々HP部は、2020年来のコロナ禍で、IT利用による教化伝道を実験・検証してきました。それ以前からアイデアはあっても「なぜITを利用するのか」の動機付けが難しく実施には至りませんでした。
それが「人が集まってはいけない」という危機的環境で、否応なしに動機が発生しzoomなどを利用した遠隔会議などは完全に一般化し、教育分野でも一定の成果を上げています。

ところが、どう試してもうまく成果を感じられないのが、法要・法話の動画配信でした。そこには二つの問題があり、一つは試聴する場所の問題、もう一つは共に聞法する仲間の問題でした。

長い前振りになりましたが、今回の法要・法話のLive配信は一つの大きな実験でした。難波別院会場には入りきれない人員を6会場で分散して試聴する事で、場所と法友の問題を一気に解決するものでした。

サテライト会場セッティング

幸いにも各会場ともおおむね20名ほどの参加があり、今後にもつながる成果でした。
私のいた天満別院会場では、動画に従って自然とお勤めが始まり、ご門主さまの挨拶後には、画面に向かって自然と頭を下げる様子が見受けられました。個人視聴ではあまり無いことと思います。

場に出向き、同じ空間を過ごすのが最良であることは間違いないですが、様々な理由でそれがかなわない時は今後も増えてくると思います。その中で、サテライト会場方式で、遠隔地でもつながる形は一つの解決策ではないかと感じました。

サテライト会場の様子
(文責:ホームページ実行委員会幹事 勝間弘章)

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>>慶讃法要お待ち受け大会 リポート① 遠隔地でもつながる形:堺支院
>>慶讃法要お待ち受け大会 リポート② 今後もこの様な取り組みを:茨木別院
>>慶讃法要お待ち受け大会 リポート④ 気になった点や今後の課題:天満別院

この記事は銀杏通信から転載しています